大都市圏で電車を利用するために必須と言っても良いのが、Suicaを始めとした交通系電子マネーです。
タッチするだけで改札を通れるのはもちろん、コンビニ等では買い物に使えたりと、利便性は非常に高いです。
そのSuicaなのですが、通常のカードタイプの他に、クレジットカード一体型のものや、おサイフケータイで利用できるモバイルSuicaというタイプがあります。
カードタイプのものを使っている方が多いと思いますが、私はモバイルSuicaを重宝しています。
モバイルSuicaですと、手元で操作してチャージができたり、新幹線のチケットも購入できるのが良いんですよね。
ところで、スマートフォンを買い替えた時、どのようにしてモバイルSuicaを機種変更すればよいかご存知でしょうか?
今回の記事では、モバイルSuicaの機種変更手続きについて解説してみました。
旧端末で行うこと
まずは機種変更前の旧端末で必要となる操作を見ていきます。
旧端末でモバイルSuicaのアプリを立ち上げて、トップ画面を表示させます。

トップ画面が表示されたら、右上の方にある「その他」の項目をタップします。

次の画面が表示されたら、左下の方にある「会員メニュー」をタップします。

「Suicaパスワード」か「My JR-EASTパスワード」のどちらかを入力してログインします。
私は「モバイルSuica会員」として登録していますの、「Suicaパスワード」を入力しました。
次の画面になると、「お知らせ」がページに表示されますが、ここは「会員メニュー」をタップします。

画面が切り替わると、「会員メニュー」の一覧が表示されます。
メニューを見ていくと、6番目に「携帯情報端末の機種変更」という項目があります。
ここをタップし、次の画面へと進みます。

次の画面に切り替わったら「機種変更する」をタップします。

すると機種変更手続きが行われ、自分のデータがデータセンターに保管されます。
ここまでの画面が表示されると、旧端末で行う操作は完了です。
新端末で行うこと
新しく使用する新端末を用意して、操作を行っていきます。
まずはモバイルSuicaのアプリをダウンロードして、これを立ち上げます。

初めてモバイルSuicaのアプリを立ち上げた場合、上のような画面が表示されます。
ここでは「はい(以降確認なし)」をタップして、次の画面へと進んでいきます。

次の画面が表示されたら、右上にある項目「再発行・機種変更の方はこちら」をタップします。

「会員登録時のメールアドレス」と「Suicaパスワード」の入力が求められるので、これらを間違いないよう入力します。
特にメールアドレスについては、今現在のアドレスではなく“初めてモバイルSuicaの登録をした時のアドレス”を入力する必要があるので、そこは要注意です。

メールアドレスとパスワードが正しければ、次に上のような画面が表示されます。
ここでは「初期設定する」の項目をタップし次に進みます。

今現在のスマートフォンに機種変更手続きを行うか聞かれるので、「実行する」をタップします。
しばらく待つと、「携帯情報端末の機種変更が完了しました」とのメッセージが表示されます。
このメッセージが表示されたら、「メニュー」をタップして、メニュー画面へと戻ります。

メニュー画面が表示されますので、電子マネーの残高が引き継がれているか確認します。
きちんと残高等が引き継がれていたら、機種変更手続きは完了です。
メールアドレスは、モバイルSuica会員登録時のメールアドレスな事に注意
モバイルSuicaの機種変更手続きは、以上に述べた通りです。
画面に表示される案内に従って操作を行えば、難しいことはないでしょう。
ただ、メールアドレスについては少し注意が必要です。
このメールアドレスは、初めて会員登録をした時に登録したもので、今現在のスマートフォンで使っているものと違う場合があります。
特にナンバーポータビリティで、携帯キャリアを替えた場合には注意すべき点だと思います。
登録のメールアドレスについては、必要に応じて変更手続きをしておいた方が良いでしょう。
今回はモバイルSuicaの機種変更手続きについて解説してみました。
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。