博多とんこつラーメンの醍醐味と言えば、替え玉といっても過言ではないでしょう。
特に九州とは縁のない私ですが、最近では大都市圏に行けば、博多ラーメンのお店がいくつもあります。
そんなわけで、私も東京へ行ったときなどに、博多ラーメンを楽しむことがあります。
ですが、博多ラーメンを注文するにあたって、迷う部分があります。
それは、「麵の硬さを選ぶ」ということです。
今では慣れたものですが、初めてのころは「いったい、どの硬さを選べばよいのか?」と迷うこともありました。
そこで今回は、博多ラーメンの麺の硬さについて、その種類を解説します。
博多ラーメンの麺の硬さは
お店にもよりますが、博多ラーメンの麺の硬さについては、おおよそ以下の7種類に分けられるようです。
1.やわめ
2.ふつう
3.かため
4.ばりかた
5.はりがね
6.粉落とし
7.湯気通し
1.やわめ
博多ラーメンの麺としては、本当に柔らかくなっています。
個人的には、博多ラーメンの麺は細麺であることから、あまりスープと合わない感じがするため、この硬さはし注文しません。
とはいえ、隠れファンが多い硬さでもあるようです。
麺の湯で時間は、60秒ほどになっています。
2.ふつう
スタンダードな博多ラーメンを楽しもうと思ったら、この硬さを選んでおけば間違いないと思います。
スープとの相性も一番良いとされる硬さになります。
麺の湯で時間は30秒ほどになっています。
3.かため
「ふつう」も美味しいのですが、「かため」も美味しく食べられる硬さだと思います。
特に、麺のコシを楽しみたい方であれば、この「かため」がおすすめの硬さです。
麺の湯で時間は15秒ほどです。
4.ばりかた
これ以上の硬さになってくると、本当に好きな方向けの硬さになってきます。
ばりかたについては、バリっとした麺の歯ごたえを楽しみたい方が多く注文される硬さのようです。
麺の湯で時間は7秒ほどです。
5.はりがね
ばりかた以上に麺の歯ごたえを楽しみたい場合に注文する事をおすすめします。
湯で時間は3秒程度になっていて、ほぼ湯にくぐらせるだけのようなかたちになります。
6.粉落とし
その名の通り、お湯に一瞬だけサッとつけて、麺の粉を落としただけのものになります。
かなりの歯ごたえがあり、博多ラーメンの初心者が注文するのは無謀と言っていい硬さになります。
7.湯気通し
ここまで来ると、もはやお湯にすらつけません。
食感については、生めんを食べているのと変わらないと思います。
さすがに私も、「湯気通し」については挑戦したことはありません。
おすすめの食べ方は?
博多ラーメン初心者という事であれば、まずは「ふつう」をオーダーするのが良いと思います。
それで満足できれば、再び「ふつう」をオーダーすれば良いですし、少し麺にコシが欲しかったら、次は「かため」をオーダーするのが良いと思います。
もちろん、慣れてくれば色々な硬さにチャレンジしても良いと思いますが、最初から「はりがね」をオーダーするような事は、避けておいた方が無難だと思います。
実際に私がオーダーするのも、ほとんどが「ふつう」か「かため」です。
少しコシのある麺が好きなので、8割は「かため」で注文しています。
普段は「かため」か「ふつう」をオーダーし、なんとなくアクセントを付けたい日だけ、「ばりかた」をオーダーする。
博多ラーメンの硬さについては、そんな感じにチョイスしています。
とはいえ、上に書いた通り、その硬さに豊富な種類があるのも博多ラーメンの特徴です。
ぜひ、自分だけの好みの硬さを見つけてみてください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。