私の友人の女の子には、その日のファッションに合わせたウィッグをつけて、色々な髪形を楽しんでいる子がいます。
かたや、自身の薄毛をカムフラージュするために、かつらが手放せないという中年男性の知り合いもいます。
と、ここで1つ疑問がわきます。
「ウィッグ」と「かつら」の違いって何なんでしょうか?
調べてみると、その区別には、「イメージ」というものが大きくかかわっているのがわかりました。
ウィッグを日本語訳してみると
ウィッグとは英語でwigと書きます。
そしてwigを日本語に訳してみると、次のようになるのです。
wig
かつら『【解説】はげ隠し用・舞台用・女性のおしゃれ用などいろいろある』
かつら『【解説】はげ隠し用・舞台用・女性のおしゃれ用などいろいろある』
なんと、「ウィッグ=かつら」という衝撃の事実が明るみに出ました。
ウィッグとは、かつらそのもののことだったんですね。
それでは、全く同じものであるにも関わらず、何故にウィッグとかつらは区別されて呼ばれているのでしょうか。
ウィッグとかつらは、イメージによって使い分けられている
ウィッグとかつらには、使われる場所や、世間一般のイメージといった部分に違いがあります。
例えば冒頭でも述べましたが
ウィッグ:主に女性のオシャレアイテムとして、髪形を変えるために使用するもの
かつら:主に薄毛に悩む男性がカモフラージュのためにかぶるもの。また、時代劇や舞台において使われるもの
こんなイメージがされている事と思います。
そして、まさにこのイメージこそが、ウィッグとかつらの違いに他ならないと言えるんですね。
つまり、基本的に女性用として、髪形のイメージを変えたりして、オシャレを楽しむために使うものをウィッグと言います。
そして、基本的に男性用として、コンプレックスをカモフラージュするために使うものをかつらというんですね。
もちろん「男性用ウィッグ」や「女性用かつら」もあるのですが、基本的には上記の分類で、取り扱いがなされているようでした。
ウィッグとかつらは、同じような用法で使われるにもかかわらず、イメージによってネーミングも変わるという、珍しい例でしたね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。