敬老の日に贈ってはいけない花とは?こんなプレゼントは贈ってはダメ!


「敬老の日」には、花を始め、何らかのプレゼントを用意する方が多いと思います。
ですが、「敬老の日」に贈ってはいけない花やプレゼントがあるのをご存知でしょうか?

「自分の祖父母だから何でもいいや」と思ってしまいがちですが、「敬老の日」の趣旨を考えたとき、中にはふさわしくないものもあるのです。
今回は「敬老の日」の由来と、ふさわしくないプレゼントについて考えてみたいと思います。

<スポンサーリンク>


そもそも敬老の日とはこういう日


そもそも敬老の日とは、どのようにして始まったのでしょうか?

これは昭和22年に兵庫県多可郡野間谷村が「としよりの日」を提唱したことに遡ります。
お年寄りを大切にし、豊富な知恵を借りて村づくりに生かそうというのが、その趣旨だったようです。

そして「としよりの日」の最初の日付を、9月15日と定めて敬老会を開きます。
この日程にしたのは、ちょうど農作業がひと段落した時期だからと言われています。

そして、敬老会の風習が全国に広まっていく過程で、「としより」では響きがよくないということになります。
そこで昭和39年に国民の祝日に制定されるのに従って、「敬老の日」と呼称が定まったわけです。

「敬老の日」の意味ですが、国民に祝日に関する法律によると、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うもの」とされています。

なお、当初は9月15日と決められていた「敬老の日」ですが、2003年からのハッピーマンデー制度により、9月の第3月曜日となったのは、皆さんご存知の通りです。

敬老の日に贈ってはいけない花とは?


敬老の日には贈ってはいけないものがある

「敬老の日」のプレゼントの定番と言えば花なのですが、花は花でも贈ってはいけないものがあります。
花には意外と縁起かつぎがありまして、たかが花ごときとあなどることはできません。

「敬老の日」に贈ってはいけない花には、以下のようなものがあります。

<菊>
菊の花と言えば、なんとなくお葬式を連想してしまいますよね。
そのため、「敬老の日」に贈る花としてはNGなんです。

<彼岸花>
彼岸花の咲いている場所を思い浮かべてください。
墓地などに多く植えられていますよね。
「あの世」を連想させてしまう花であることから、「敬老の日」にはNGです。

<首が垂れる花>
首が垂れた花は、「老い」を連想させます。
そのため「いつまでも元気でいて欲しい」という「敬老の日」の花としてはふさわしくないのです。

これ以外にも、贈る花の数にも注意が必要です。
「四=死」「九=苦」の数字には、十分に気を付けた方が良いと思います

<スポンサーリンク>


こんなプレゼントも贈ってはいけない


「敬老の日」に、花以外のプレゼントを考えておられる方も多いと思います。
ただし、ここでも贈ってしまうとNGになるものがあるので、気を付けておきたいところです。

「敬老の日」のプレゼントとして避けたいものには、以下のようなものがあります。

<補聴器や老眼鏡>
実用性という意味では便利なのかもしれませんが、露骨に「年寄り扱い」したものはNGとなります。
それに最近では、還暦を迎えても若者以上にアクティブに活動するシニアの方もいます。

<腕時計や鞄>
時計や鞄といった品物は、「仕事」を連想してしまいますよね。
ですので「まだ仕事をしないといけないのか・・・」といった気分にさせてしまうのでNGです。

<文房具>
文房具には勤勉といったイメージがあり、どことなく相手を下に見る贈り物になります。
そのため、目上の人へのプレゼントである「敬老の日」の贈りものとしてはふさわしくないのです。

<商品券や現金>
商品券や現金といったものには「今後の生活の足しにしてください」という意味合いが込められています。
そのため、これも相手を下に見る贈り物として、「敬老の日」のプレゼントにはふさわしくないのです。

<ハンカチ>
ハンカチを漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となります。
これは「縁を切る」ことをイメージするため、プレゼントとしてはNGとなるんです。

<靴下や靴>
靴下や靴は足で踏みつけるものでもありますよね。
つまり、「あなたを下に見ている」というメッセージを想起させてしまうのでNGです。

<櫛>
イメージとして「苦・死」となってしまうので、NGとなります。

<お茶>
お茶は弔事の際の贈りものとして選ばれることが多いものです。
そのため、「敬老の日」の贈りものとしては避けた方が無難です。


こうして見てくると、思いのほか贈り物としてNGの品物が多いことに驚きました。
なお上に挙げた品については、単に「敬老の日」だけにNGな品というわけではなく、「目上の人」に贈る場合にNGなものですから、気を付けたいところです。

単なるイメージや語呂合わせと言ってしまえばそれまでですが、せっかくの「敬老の日」なのですから、そうした部分にも気を配りたいところですね。
プレゼントを贈るにあたっては、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」という、「敬老の日」の趣旨に沿った品を考えていきたいところです。



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク