油性マジックを落とす方法!服、壁、床、皮膚それぞれベストな落とし方は?

油性マジックを放置しておいてたら、子どもにイタズラされてしまった。
油性マジックを使っていたら、うっかり落として服に付いてしまった。
水性マジックだと思って使ったら、実は油性マジックだった。


こんな経験したことはありませんか?
どれも慌ててしまう事ばかりですよね。

そういう私も、先日、油性マジックを白いワイシャツに落下させてしまい、大慌てになってしまいました。

しかしながら、油性マジックを綺麗に消すことができるのであれば、それほど慌てずにすみますよね。
というわけで今回の記事では、油性マジックを落とす方法について調べてみることにしました。

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油性マジックは頑固


油性マジックで書いてしまうと、簡単には落ちません。
なんといっても、頑固な事が売りの油性マジックですからね。

ただ、素材に応じた落とし方を使うことで、
油性マジックを落とすことができることがわかりました。

油性マジックにも落とす方法はある

では、間違って付けてしまった油性マジックの、素材別の落とし方について見ていきます。

素材別、油性マジックを落とす方法


1.衣類についた場合
2.壁についた場合
3.床についた場合
4.皮膚についた場合


1 衣類についた場合


<アルコール>

衣類に付いた油性マジックを落とす場合、アルコールがとても活躍してくれます。

実は、消毒用アルコールには、油分を溶かして浮かせる効果があるのです。
油性マジックを付けた所に消毒用アルコールを少し落としてしばらく待ちましょう。
油性マジックの油分が浮いて来るのでふき取ります。


<日焼け止めクリーム>

その他に、「日焼け止めクリーム」を使っても、落とすことができます。
日焼け止めは、成分に「紫外線吸着剤」が入っている他、肌に塗りやすくするために油分も含まれています。

この日焼け止めクリームの油分が、油性マジックの油分を溶かしだすのです。
「油は油に溶ける」という性質を利用した油性マジックを落とす方法です。


<柑橘類の皮>

また、「レモンやみかんなどの柑橘類の皮」といった天然素材も効果があります。

柑橘類の皮には「リモネン」という成分が含まれています。
これが、アルコールと同じように「有機溶剤の役割」をしてくれるのです。


<クレンジングオイル>

その他にも、わりと使えるのが「クレンジングオイル」です。
特に「乳化剤」を含む「クレンジングローション」が良いと思います。

クレンジングオイルは、もともと化粧品を落とすためのものですよね。
そのため、成分に油が含まれており、これで油性マジックを落とすことができるのです。

クレンジングオイルの使い方は
 1 油性マジックがついている布の下に、いらない布を敷きます。
 2 マジックの部分に「クレンジングローション」を塗り込みます。
 3 やさしく揉んだり、こすったり、トントンと叩きながら、下の布に汚れを落とします。
 4 水洗いして落ちていたらOKです!

注意:衣類に付いた油性マジックを落とす場合には、衣類の「色落ちに」要注意です。

2 壁についた場合


壁に付いた油性マジックを落とす方法は、壁の材質よって違いますが、
ここでは「ビニール壁紙(ビニールクロス)」の場合と、「紙壁紙、織物壁紙(布クロス)」の場合に分けて見ていきましょう。

ビニール壁紙の場合

ビニール壁紙に油性マジックが付いてしまった場合には、アルコールを使うのが良いと思います。

コットンにアルコールを十分に含ませ、油性マジックが付いた壁の表面にかぶせます。
しばらくの間、アルコール分を染み込ませ、その後、タオルなどで押すように拭きとります。

一度では油性マジックを全て落とすのは難しいと思います。
ですが、何度か繰り返す内に、キレイになっていきます。

ただ、ビニール壁紙の表面には凸凹がある為、その凹んだ部分には油性マジックが残る場合もあります。

もし、少し残ってしまった感がある場合には、
歯ブラシの先にクリームクレンザーを少量塗り込み、軽くこすってから拭き取ります。

この時、あまり力を入れすぎない事がポイントになります。
無理に力を入れたり、こすりすぎたりすると壁紙が破けてしまう事も有るので気を付けてください。

紙壁紙、織物壁紙(布クロス)

紙や布の特徴として、「濡らすと染みたり破けたりしてしまう」というものがあります。
ですので、くれぐれも濡らさないように注意しましょう。

そして、もともとの性質として、一度汚れが付いてしまうと落とすのが困難です。

「消しゴム」や「メラミンスポンジ」で軽くこすってみて、ある程度落ちたら良しとする。
残念ながら、それくらいの割り切りが必要です。

3 床についた場合


床に付いた場合、やはり「アルコール」の出番です。
その他、「シンナー」や「ベンジン」といった有機溶剤でも落ちます。

ただし、シミになる事もあるので、目立たない場所で試してから始めましょう。

また、「柑橘類の皮」はここでも有効に使えます。
ミカンの皮で、油性マジックの付いてしまった床をこすると、汚れが落ちていきます。
ある程度、油性マジックを落とせたらティッシュなどで拭きあげましょう。

4 皮膚についた場合


油性マジックが皮膚についてしまった場合は・・・
日常の手洗いをしている内に、気が付くと消えている事が多いですね。

ですが、誤って油性マジックが顔に付いてしまったような時には、一刻も早く落とす方法を知りたいですよね。

こんな時は、衣類に付いた場合でも取り上げた、「日焼け止めクリーム」を活用しましょう。

1 油性マジックが付いた所に日焼け止めクリームを塗ります。
2 日焼け止めクリームと油性マジックの付いた所を、なじませませます。
3 最後に、ティッシュでやさしくふき取って終了です。


実はこの方法、私も試したことがありますが、ウソのように簡単に落とせます。

また、日焼け止めクリームであれば、顔に塗るのにも抵抗がありません。
子どもに安心して使えるのも良いですよね。

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油性マジックの落とし方まとめ


これまで見てきたように、油性マジックを落とす方法は、油(有機溶剤)を使う事が基本です。

<衣類には>
 アルコール、日焼け止めクリーム、柑橘類の皮

<壁には>
 アルコール

<床には>
 アルコール、シンナー、ベンジン、柑橘類の皮

<皮膚には>
 日焼け止めクリーム

「目には目を、歯には歯を」ではありませんが
「油には油」と覚えておくと、油性マジックがついてしまった場合にも慌てずに対処できますね。

ただ、一番の方法は、「油性マジックを付けない事」なのは言うまでもありません。
特に、子どもに油性マジックは要注意です(実感)

なんといっても油性マジックは、「落ちない事」が売りなんですからね。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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